傷んだ木部の塗装に効果的な『サビ止め』
濡れ縁などの木部は風雨や経年により特に傷みやすい箇所です。上塗り塗料だけではやがて塗料自体が剥離することもあり、入念な塗装工事が必要となります。そこで強い味方となるのが鉄部に使用するサビ止め塗料です。これを下地に使うと木部が強力に保護され、また表面の仕上がりも良くなります。今回は赤色系のサビ止め塗料を下地としました。くまなくしっかり塗っておくと、上塗りのチョコを塗る際に、十分に塗れていない箇所はサビ止めの赤がはっきりと分かりますので、塗り漏れなく塗装が行えるのも便利な点です。もちろん、塗装前には古い塗料や、傷んだ表面をしっかりとケレンして滑らかにしておきます。雨の多いこの時期には、木部のケアをしっかりとしておくことをオススメいたします。
Date|2016.6.23
Category|
TOPIX